一昨日、ユジャ・ワン関係のツイートがすごく爆発したものがあったようで、当サイトにもかなりのアクセスがありました。普段の7倍ぐらい。といっても昨日一日で9800PVでした。7倍でこれだけって・・・このサイトのアクセスの少なさがわかってしまう。がっくし。
たぶん震源はこれ:
毎回だめな服装の例みたいな、昔の場末のショーパブみたいな格好してくるのに鬼テクすぎて誰も注意できないユジャ・ワン大好き。 pic.twitter.com/plmY8fGU6a
— クリストファー (@morusbombycis) 2018年2月5日
ユジャ・ワン、好き嫌いはともかくとして、半端なくすごいピアニストだから、もっと広く知られて行くといいですよね。ユジャ・ワンのドレスは、彼女の第二の武器なのである。第一はもちろん太刀打ち出来ぬ強烈なテクニック。
ところでそのユジャ・ワンの動画について。
こういうスマホ動画が、Facebookでシェアされていた。しかも、演奏しているオーケストラ自身がシェアしているっていうのに驚きを感じますが、いや、さばけてるなヨーロッパ室内管。これってユジャワン的にはオッケーなんでしょうかね。あんまり気にしなそうな人だから大丈夫なんでしょうけど。これです。
オケと本人がよかったとして・・・次に気になるのは客席の反応ですかね。
日本でこれやるとまず間違いなく、とまでは行かずとも高確率で誰かから主催者なり本人なり事務所なりに通報が行くと思うんですよね。そしてYouTubeに差し止め依頼が行って、著作権侵害とかで消されることになる。
日本はこの点かなり厳しい。都内のホールで、コンサート中に誰かがスマホを取りだしたら、ぱっと係員が飛び上がってその人のところに注意しに行きますからね。(少なくともカーテンコール中の写真ぐらいはありなんでないの、とは思いますよね)
これからの世の中的にはどっちの方向に行きますかね。日本側に、つまり厳しい方に傾くか、あるいはヨーロッパのゆるい基準がやがて日本にも浸透していくのか。
なんとなくの感覚でしかないけれど、日本ではなかなかこういうの(本番中のスマホでの動画撮影&SNSでのシェア)は受けれられないような気もしますね。クラシックのコンサートは静まりかえっているし、スマホの液晶が光っていたら目立つしね。
ただ、隠し撮りについても、一律禁止にしちゃうのは難しいし(難しいというのは、必ず撮る人がいるという意味です)、それならいっそのこと全面的にオッケーにするという手もありますよね。いまや隠し撮り録音がお金になるような時代でもありません。
最良のものだけを記録(録音)として残したいというアーティストの希望もあることはわかりますが、そんなこと言ったらポカポカホームランを打たれるピッチャーがその記録を消せるかというと消せませんからね。なんて書いたらスポーツと一緒にするなと言われるかもしれませんが。