世の中にピアノソナタは大量にあります。全部聴く事なんて絶対に不可能でしょう。
しかし一般的に広く傑作として認知されるソナタとなるとぐっと数は絞られる。定期的にコンサートで演奏されるソナタとなると更に絞られる。その数は多くて30から50ぐらいでは、と確かなソースもなく直感で思っていますが、実際にはそんなものではないでしょうか。
イギリスのグラモフォン誌が、選んだ十曲をご覧ください。なんでこの曲が！とか、いい出したらきりはないでしょうが、それなりに納得の行くセレクションでしょうか。
https://www.gramophone.co.uk/feature/top-10-piano-sonatas
ベートーヴェンを一曲なら月光なのか？とか言いたい人もいっぱいいるでしょうけど、とりあえずそのリスト。
モーツァルトK331
ハイドン62番
ベートーヴェン14番
シューベルト21番
ショパン2番
リスト
ラフマニノフ2番
スクリャービン2番
アイヴズ2番
プロコフィエフ7番
まあそうは言ってもそこまで異論もないでしょう。いやシューマンの一番がないねえ、とか、言いたくなりますけど、やっぱりそこはねえ、個人の好みですから。
なんなら自分にとっての10曲を選ぶっていうのも、面白いかもしれませんね。上のリストはあくまでグラモフォン誌の選出ですもんね。
というわけでねもねも舎の好きな10曲。同じ作曲家は複数選ばないとした場合。上のリストをどうしても意識しちゃうけど。
モーツァルトK310
ハイドン50番
ベートーヴェン31番
ショパン3番
シューベルト15番
シューマン1番
スクリャービン3番
プロコフィエフ6番
ヤナーチェク
バルトーク
意外と普通ですかなね。というか、やっぱり普遍的なものが好き、ということになりますでしょうか。ベルクとかブーレーズ2番とかは個人的には選外。音楽史的には重要でしょうけど。
というわけでみなさんもお暇なら自分の10曲を、選んでみてね。そのときによって選曲もかわるでしょうから、とりあえずぱぱっと思いついたのを書き残しておいて、あとでまた見返して見るのも面白いと思いますよ。
