昨日知ったのですが、北朝鮮の子がショパンコンクールで優勝したそうです。優勝したのは5月の話。
えっ?
うそだと思った方は下の記事をご覧下さい。本当だ、優勝と書いてある。
朝鮮新報のおとといのニュース
http://chosonsinbo.com/jp/2016/07/11riyo-jjj01/
全文はログインしないと読めませんが、全文(多分)を貼り付けているブログがありました。
http://blog.goo.ne.jp/nicchokyokai-honbu/e/d7e3dc90a39522e476c92f1d3a900c22
北朝鮮に西洋のクラシック音楽はどれほど流通しているものなんでしょうか。中国、韓国からは世界的なスターのピアニストが出ていますが、北朝鮮は・・・謎です。果たしてピアノを習う子がどれほどいるのか。さらには西洋のクラシック音楽を学ぶ子はどれほどいるのか。
そういえばニューヨーク・フィルがチェスキーナ洋子さんのスポンサーで平壌で演奏会をしたことがありましたね。2008年のことでした。北朝鮮とクラシック音楽という接点はこれぐらいしか思い浮かびません。不勉強で申し訳ありません。
サッカーの北朝鮮チームはそれなりに存在感を出してきていますが、クラシックのピアノについていえば、北朝鮮の存在は大きなものではないっていうか、話題になったことがかつてあったのだろうか、いやない。ぐらいのレベルと想像します。
それがいよいよコンクールで優勝する子がでるほどになったのか?時代も変わってきたのだなあ、と思わぬでもないです。そう、たとえそれが地方の、マイナーなショパンコンクールだったとしても。
ところで、世界中にショパンコンクールがどれほどあるか、ご存知ですか?調べた事がないのでわかりませんけれども、本家ポーランドのショパン協会が認めている世界中のショパンコンクールのリストがあります。ここです。
http://www.chopin.pl/other_competitions.en.html
なになに、それによりますと、「国際」と銘打ったコンクールがポーランド国内に3ケ。全世界に14ケ。「国際」ではないショパンコンクールが世界に7ケ。合計で24あるそうです。これは多いか少ないか。いや、多いでしょう。
北朝鮮の子が優勝したシャファルニアとかいう場所でのショパンコンクールも入っています。タイとかペルーとかリトアニアとかにもあるよ。日本のこのコンクールももちろん入っているよ。
やるじゃん、ショパン。さすが、ショパン。