モーツァルト225って何の事か判りますか?
今年はね、モーツァルト没後225年なんですよ。微妙だな。微妙だ。でもモーツァルト225って響き、いいですよね。好きだな。試しに口に出して言ってみて下さい。「モーツァルト・ニーニーゴ」。文字にすると間抜けですけど、響き、いいよね。
225年だから、200枚組のCDを出しちゃったらしいんですよ。ユニバーサルが。モーツァルテウム財団の全面的協力を得て。つい昨日ごろ発売になったとか。デッカとドイツ・グラモフォンの録音が中心だそうです。特別に作ったサイトもあるよ。
公式サイト
http://www.mozart225.com/
タワーレコードのこのページを見て下さい。これだけ打ち込むのにどんな苦労があったのだろうと思うと・・・再びくらくらします。打ち込んだ方、本当にお疲れ様でした!!
ちなみにディスクユニオンのページなんて、紹介が収まりきらなくて、ああっ!146枚目の途中で紹介文が切れちゃっている!
でもね・・・200枚って箪笥の肥やしでしかないと思うんですが、買う人がどれぐらいいるんでしょう。日本中で30人買えばいい方なんじゃないでしょうか、ってのは少なすぎますかね。世界中で100人買えばいい方じゃないか、と思うのは大きな間違いでしょうか。場所も取るし、全部繰り返して聴く事もないだろうし。
レスリー・ハワードのリスト全集みたいにはっきりとした意志を持って一つ一つの録音を積み上げて作られた、のではなくて、既に出ている色々な録音を寄せ集めている、というのがこういうもやもやした気分の根底にあるのかもしれません。うん、なんかもやもやする。
でも、どういうピアニストの名前がリストに載っているのか、ちょっと興味があったので調べてみました。
公式サイトからpdfをダウンロード出来るんです。演奏家の名前だけでも13ページにも及んでいる!伴奏でちょろっとしか弾いてないような人でも載っている。いや、この一覧を作る労力を考えるとくらくらします。本当に。
Anda, Géza
Argerich, Martha
Ashkenazy, Vladimir
Badura-Skoda, Paul
Baldwin, Dalton
Balsam, Artur
Barenboim, Daniel
Bernstein, Leonard
Bilson, Malcolm *
Birsak, Florian
Brautigam, Ronald
Brendel, Alfred
Britten, Benjamin
Cooper, Imogen
Curzon, Clifford
Demus, Jörg
Duo Crommelynck
Eisenlohr, Ulrich
Eschenbach, Christoph
Frager, Malcolm
Frankl, Peter
Gilels, Emil
Gulda, Friedrich
Haebler, Ingrid
Halperin, Tamar
Haskil, Clara
Hoffmann, Ludwig
Horowitz, Vladimir
Jansen, Rudolf
Jussen, Arthur
Jussen, Lucas
Kempff, Wilhelm
Klee, Bernhard
Klien, Walter
Kovacevich, Stephen
Larrocha, Alicia de
Leppard, Raymond *
Lepper, Simon
Levin, Robert *
Levine, James
Lupu, Radu
Malcolm, George *
Orkis, Lambert
Piemontesi, Francesco
Pires, Maria João
Previn, André
Prosseda, Roberto
Richter, Sviatoslav
Schiff, András
Seemann, Carl
Shelley, Howard
Sokolov, Grigory
Solti, Georg
Tan, Melvyn *
Thibaudet, Jean-Yves
Uchida, Mitsuko
Van Immerseel, Jos
Vásáry, Tamás
Zeyen, Justus
Zhu, Natalie
Zi Lan, Liang
*マークはフォルテピアノ
うん、懐かしい名前から、これ誰って名前までいっぱいあるね。ありますね。ショルティのピアノとか、久しぶりに聴いてみたくなりました。