カナダのそこそこメジャーなコンクール、モントリオール国際コンクールの結果が出ていますね。このブログでも何度か名前を出しましたが(こことか)ハンガリー人のゾルタン・フェイエルヴァーリが優勝。内田光子の関係しているボルレッティ=ブイトーニ財団で賞をもらっている人です。すばらしい。
全然関係ないですが、読めない名前って損なんですよ。覚えてもらえないから。覚えてもらえない=チケットを買ってもらえない、というのは、わりと事実だと思います。フェイエルヴァーリ・・・簡単ではありませんね・・・。
そうかな、と思う人はぜひ、小林製薬の、素晴らしいネーミングの数々の商品をご覧いただければよろしいかなと。そう、ピアニストだって、覚えやすい名前の人の方が何割か得している、、、、だろうと勝手に思っています。もちろん、それを乗り越えるずば抜けた才能の発露があれば話は別ですが。
フェイエルヴァーリもそうなるといいですね。しかし日本語とハンガリー語は似ているとは言われますが、ハンガリー人の名前ってなかなか覚えられないですよね。フェイエルヴァーリの場合は「ゾルタン」という日本人のピアノファンにはなじみのあるファーストネームを持っていますから、ここを足がかりにして名前を覚えてもらえるかな?そういう問題ではないか。
本選の映像がmedici.tvで、いまなら誰でも見られるので、気になる方、早めにどうぞ。モントリオールという、すなわちフランス語圏のオーケストラとは全然肌合いの違う音楽を展開していて面白いですね。
指揮者はクラウス=ペーター・フロール・・・久しぶりに拝見しましたがだいぶ年をとりましたかね・・・。そう、世代は変わっていく。