マラソンコンサートはアメリカでも(ミネソタ管のベートーヴェン・マラソンのケース)

ロンドンの、クラシック音楽のメジャーな事務所、アスコナスホルトのFacebookページから、今日知ったのですが、ミネソタ管が年末から3週間かけてベートーヴェンの交響曲全9曲とピアノ協奏曲全5曲のマラソン・コンサートを実施したそうです。

指揮はもちろん、音楽監督のオスモ・ヴァンスカ、ピアノはエフゲニー・スドビン(日本に呼んでいたのはユーラシックという会社)。この三者(ヴァンスカ、スドビン、ミネソタ管)はBISという北欧のレーベルに一緒にベートーヴェンの録音をのこしています。

報告によると、このマラソンコンサートは、全8公演を実施し(実際には5公演で総ての曲をカバーしていたが、第九、皇帝&運命、英雄が入った3プログラムは2公演ずつを実施している)、発表された時は売れないだろうと言われていたにもかかわらず、結果的に入場者は15,400人、全体で95%以上入ったのだそうです。

・・・ねもねも舎、145人の来場者数で喜んでいる場合ではないな・・・・。100倍以上の差をつけられている。ちくちょう、ちくちょう!!

と思いつつも同時に、世の中のマラソン・コンサートへの関心の高さにもびっくりしました。ねもねも舎もマラソン・コンサートをやればいいのかな?

こういうコンサートをするのはピアニストにとってもリスクですよね。体力的にもそうだし、質をどれだけ高めることが出来るのか、という意味でも。

ベートーヴェンつながりで考えるなら、ベートーヴェンのピアノ・ソナタを一日で弾くというおバカなコンサートをやっている人もこの世の中には複数人いるようで、ネットで拾えるのは例えばスチュワート・グッドイヤーというカナダのピアニストです。もちろんまだ若いですよ。

この人はCAMIというアメリカ最大手の事務所に所属しておりまして、日本にも何度か来ていますね。N饗にも来てますよ。未聴なのですが、よかったのでしょうか。・・・ベートーヴェンはどうなんでしょうね。

グッドイヤーの来日公演フライヤー
http://www.tkwo.jp/concert/uploads/121th_Subscription_flyer.pdf

ねもねも舎、マラソン・コンサートをやるべきかな?