日本語は楽なんですよ。書いてあるとおりに読めば読めるから。漢字は読めないけど。
それは楽とは言わないか・・・。六本木(ろっぽんぎ)だって、五反田(ごたんだ)だって、読み方を教わらないことには絶対に読めない。最近の子供のキラキラネームも、聞かないと絶対に読めません。魅留音菜、とか福福福福とか、どう転んでも絶対に読めません。
ちなみに上はみるおな、とふくふくふくふくだそうです。当てずっぽうで言ったら読めるかもな・・・。
それはいいとして、イタリア語やフランス語みたいに読み方のルールがきっぱりしていて知られている言語はともかく、東欧の方の名前や中東の方のお名前、読めなかったりします。キリル文字も読めません。英語だって、読み方にはっきりとしたルールがないので、困ることがあります。
そんなときに使いたいサイト、それがForvo。その言語を母国語にしている人が固有名詞を読み上げてくれるという、なんともありがたいサイトです。ありがたや、ありがたや。
Forvo
http://ja.forvo.com/
試しにピアノオタクが崇拝するカナダの超絶ピアニスト、Marc-André Hamelinの名前が登録されていないか検索してみましょう。このお名前、苗字がアムランなのはいいとして、マルカンドレ・アムランと読む、という説と、マルク=アンドレ・アムランと読むという説があり、激しく対立しているのである。この争いには残念ながら終わりが見えない。
というわけで検索の結果、なんと、4人もの方々が登録してくれている!しかも1人はアムランの故郷、カナダの人です。
さっそく全員に読み上げてもらおう。これで長年の争いに決着が着きますね。名前の左にある三角(再生ボタン)をクリックすると読み上げてくれます。いざ、ボチー!!
・・・どちらにも聞こえるね。
まあ個人的にはマルク=アンドレ・アムランの方を採りたいかな。ミドルネーム?としてハイフンで2つに分かれているわけですし。
そんなわけでみなさんも、伊福部昭とか、近藤譲とか新垣隆とか登録して行ってくださいね!あ、新垣隆は既にあるな。さすが(さすが?)。