来月はいよいよリーズ国際コンクールが開催されます。9月14日金曜日がファイナルの夜。どういう結果になるでしょうか。
どうしてもライブで聞きたい!という熱心な方、でも、どうしてもタダで聞きたい!お金は払いたくない!という奇特なあなたのために用意されたイベント、それが今日のニュース。
リーズ国際の公式ページにも出ましたが、なんと・・・・パブリックビューイングが実施されるんですよ。はっ?
https://www.leedspiano.com/watch-the-friday-14th-finals-live-at-millennium-square/
こんなんに集まる人がいるのか、というもやもやした感情を皆さんお持ちになるでしょうね。私もそう思います。何を好き好んで、ピアノの国際コンクールをパブリックビューイングで見ないといけないんでしょう。音も遙かに悪いし、会場の興奮も半減するし。
ウィーンではウィーン国立歌劇場の真横でパブリックビューイングをやってたと思うんですが(これね)あれはウィーン国立歌劇場だから。世界中からあそこをめがけてお客さんや観光客が集まっているからこそ成立しているのであって、リーズ国際コンクールで人が来るのか・・・。
いや、それよりもなによりも、ともかくじり貧のクラシック音楽界ですから、存在を知ってもらうことが大事。人々にやっている事をアピールすることが大事、ということでしょうか。
もう少し詳しくご紹介しましょう。このパブリックビューイングをやるミレニアム・スクエアという場所はコンクール会場の斜め向かいにあるところで、ただ見るだけなら無料。食べ物とアルコール販売もあります。アルコールの持ち込みもオーケー。デッキチェアの持ち込みもオーケー。ただし、グラスだけは持ち込まないでね、と書いてあります。なんでグラスはだめなのかは不明。
こういうところ。こんなに人で埋まればいいですね!
そうか、飲んべえのためのイベントなんだね!飲みながら聞きたいという人のためのイベントなんだ。地元リーズのビールを片手に、あるいはウィスキーを片手に熱狂のコンクールを楽しもうぜ!
日本のリーズ国際ファンのみなさんも、ぜひこのパブリックビューイングを楽しむべくリーズに飛んで下さい(そんなやつはいない)。