日本人の英語できない率の高さには驚かれることが多いです。
私は幸か不幸か、そこそこ英語が出来ますので、そういう意味では海外の方々からもありがたがってもらえるケースが多いです。
海外から来る人達、特に欧米人の人たちに共通しているのは「東京の中心部でも英語が通じないことが多い、Oh my god!!」というコメントです。「わりと格式の高いホテルですら通じにくい、これは驚くべきことだ」
どうしてなのでしょうね。間違えることをよしとしない文化だから?日本語が英語からあまりにも遠い言語だから?
もしくは、英語が出来ないことに対して開き直ってしまっているから、日本の経済は立て直すことができていないのだ、ということもよく言われますね。若い世代がもっと英語を自在に操る日が来ることを期待します。あるいは、英語なんかちっともわからなくても、コンピューターが自動的に訳してくれる、そういう時代が来ることを期待します。
今はまだまだ、機械翻訳はめちゃくちゃですからね・・・。通訳をやっている知り合いが、通訳という職業はなくならない、と豪語しておりましたが、そうなのかな。すごい勢いでgoogleとかが翻訳の精度をあげようと切磋琢磨しておりますから、そのうちに通訳も不要になるかもしれませんね。
日本だけではなくて、実はドイツやフランスも、英語が苦手だったりします。英語に訳す必要がない、と感じているんですかね。残念なのは、ドイツの音楽祭とかはローカル色が強くて、英語のページがない場合が多いという点です。
意外とドイツの人も保守的なのか。と、今日、ルール・ピアノ音楽祭のページを見ながら思いました。英語というところをクリックしても、ほとんどドイツ語のページに飛ばされる。
これでは意味がないっすねえー。ヴェルヴィエ音楽祭とか、もっとしっかりしてるんだけどなー。単純に英語ページを作るだけのマンパワーがないのかな・・・。