東京でも5月のゴールデンウィークに開催されているフォル・ジュルネ音楽祭の本家本元、フランス、ナントのフォル・ジュルネ音楽祭が昨日閉幕しました。
そのチケット売上げはなんと驚くなかれ14万7000枚だったそうです。入場率は92%に達したそうで、これは昨年度よりも4%高い数字だそうです。
今朝の公式ツイートがこれ↓
#FJ2016 : 147 000 billets de vendus, taux de remplissage 92%, + 4 points ! 🎶🎻
— La Folle Journée (@fjdenantes) 2016, 2月 7
まじかよ。めまいがおきそうですね。はい。
ねもねも舎の初めての主催公演の売上げは2公演で300枚でしたから、その差はざっと、490倍もあります。暗算できないので電卓に答えを聞きましたが。フォルジュルネの公演数は341あったようですから、公演の数からして、こないだの我々の入場者数を超えている。
なんてこった・・・。しかしそれにしても14,7000枚、わくわくする数字ですね。
ルネ・マルタンも、今年で22回目を数えるこの音楽祭ですが、ここまでくるまでには時間がかかったことでしょう(多分)。この音楽祭を考案し、実行に移せるようになるまでかなりの時間がかかったでしょう(多分)。
そう思うと、わくわくしませんか。すごいサクセス・ストーリーだなと。
「フォル・ジュルネに行く客は、クラシック音楽のコンサートには行かない」という陰口、聞いたことありませんか?
そう、実際にある程度は残念ながらその通りなのかもしれませんが、少なくともフォルジュルネにはこんなに人が集まっているのです。この数字を見て失敗だ、と断言できる人はいないでしょう。
フォル・ジュルネは芸術的にどうだこうだ、と言う人もいるでしょうが、注目されて、収入があるからこそ芸術家も生活できる事は忘れてはいけません。
反対に絶対にだめなのは、単なる趣味・道楽になってしまうことです。道楽、やっている本人は楽しいかもしれませんが、お金は出ていく一方。何の収益も生みません。芸術も、仕事です。
なので、ねもねも舎にも、ねもねもしながら期待していてください(急に不安が増加する締めくくり)。