ロック・ダンテロンから、プログラム発表しましたという連絡がきました。メールマガジンに登録していたことを忘れていましたが、メールマガジンの方では忘れていませんでした。
人間の記憶というものはあてになりませんが、コンピューターの記憶は、それよりあてになります。
ロック・ダンテロンは、いま丸の内で絶賛開催中の音楽祭ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、そのプロデューサーであるルネ・マルタンがやっている、ピアノのためのフェスティバルです。
公式サイト:
http://www.festival-piano.com/
ピアノに特化したフェスティバルって、日本でやっても受けるんじゃないかなと思うんですけれど、日本ではやらないんですかね。ピアニストを揃えるのがなかなか大変でしょうかね。
今年のプログラムはどうなのかなとおもって見ましたら、マリー=ジョセフ・ジュードの名前がふと目につきました。去年とかも出てましたでしょうか。
この人は、今年の9月からだったと思うのですが、パリ国立高等音楽院のピアノ科教授に就任する人です。確かベロフが定年で辞める、そのポストに収まった人です。本人のサイトが見つからなかったのですが、こことかに写真があります。エキゾチックな顔をしていますが、確かお母さんがベトナム系。
パリではどうなのか知らないのですが、オランダの音楽院とかでは、教授のポストが空いた時は、どうやって決めるのかというと、ピアノ演奏をするだけでなく、レッスンの様子を審査される、というシステムだったかと記憶しています。
ピアニストだから演奏の質を問われるのは当然、教授なんだから教え方の質も問われるのも当然、という感じですか。でも教えている風景をほかの人にジャッジされるっていうのはすごくいやなことだと思うんですよね。
あれ、ロック・ダンテロンから話がだいぶずれた。