ファツィオリのサイトにサウンドボードの作り方動画ページがありました。見てみました。痛快だったのでぜひ皆さんにもご覧頂きたい。
サウンドボードって言うのは、ピアノのどこの部分かわかりますか?下に答えを書きますが、答えを読む前にどこの事かちょっと想像してみてください。
そう、ピアノの弦がぴーんと張ってあるその奥、というか下です。響板って呼ばれている部分のことです。簡単に言いますと、この響板はピアノの音を大きくする役割を果たしています。
この響板、見たことありますか。よく見ると、複数の板を貼り付けて作られています。
それをどうやって作っているのか、ということを教えてくれるのがこの2分弱の動画。実際には何日も何日もかけて作られるんでしょうけど、2分弱にまとめられているのでだいぶざっくりですが、ほほーう、こうやって作るのですね、ということがざっくりとだけでもわかっておもしろい。
動画、御覧ください。日本でいうところのカンナのような道具で響板の側面を削ったり、使用する板をぜんぶまとめてベターっとのりをつけたりするところに心をくすぐられるようです。
べったり塗られたのりが乾いた後、ピアノのサイズに合わせてカットをしているシーンもあるんですが、二人がかりで響板を持って、電動のこぎりで一気にざくざくーっと切っていくさまは痛快。
これが職人技というやつなんでしょうね。ピアノはそもそも製造数が少ない上にデジタルピアノやほかのものに取って代わられつつあるのですが、ピアノ好きはまだまだ世の中にたくさんいる(と思う)ので、彼らの技もぜひ継承されて行ってほしいです。
ファツィオリがんばれ!・・・と、意味もなく励ましてみるテスト。