ドイツの重要な音楽賞で、ヨーロッパのグラミー賞とも言われるエコー賞2015のセレモニーが今夜、ベルリンのベルリン・コンツェルトハウスで開催されます。賞の発表自体はもう8月にあり、クラシック音楽関係の受賞全リストは以下のHMVの日本語サイトでも見ることができます。
http://www.hmv.co.jp/fl/12/538/7/
エコー賞公式サイト(英語・ドイツ語):
http://www.echoklassik.de/en/klassik-startseite/
セレモニーの生中継は今夜ドイツでテレビ放送されるようですが、なんと夜10時から(ドイツ時間)。・・・遅い!日本では考えられない時間帯ですねえ。
グラミー賞ほどではないにしても、かなり多岐のジャンルにわたる賞があります。ピアノ(室内楽は除く)に関係のあるところだけを拾ってみても以下のような入賞者がいます。
・ラン・ラン / 器楽部門(ピアノ)
・フロリアン・ノアック / 若手アーティスト部門(ピアノ)
・ソフィー・パチーニ / 若手アーティスト部門(ピアノ)
・アレクサンドル・タロー / 18世紀の協奏曲部門
・キリル・ゲルシュタイン / 19世紀の協奏曲部門
・ピョートル・アンデルジェフスキ / 17・18世紀の器楽部門
・グリゴリー・ソコロフ / 19世紀の器楽部門
・シュテッフェン・シュライエルマッハー /2 0・21世紀の器楽部門
・メナヘム・プレスラー / ライフタイム・アチーヴメント賞
みなさんご存知の名前から、あまり聞かない名前まで。
もちろん、ピアノのスペシャリストであるねもねも舎の面々は、名前を見ただけで、ああ、あの人がもらったのね、と言えます(断言していますがあまり心許ありません)。なお、このブログを書いている人(Aさん)は、全員わかっていますが、ノアックだけはまだイマイチ調査不足だな?と思っています。
そして、間違いがなければたぶんフロリアン・ノアックとシュテッフェン・シュライエルマッハー以外は来日の経験があると思います。日本って、こう考えるとすごいクラシック音楽大国ですよね。
いや、シュライエルマッハーももしかすると来ているかもしれません。ガチガチの現代音楽作曲家&ピアニストですよ。ソコロフについては来日経験はあるらしいのですが、今後はもう来日しないと言われています。
まあ人生いろいろ。ピアニストもいろいろ。