叱られた経験、どなたにでもあるでしょう。やはり誰だって、親に叱られた事が一番多いでしょうね。きつく叱られたこと、静かに、でも凄みのある仕方で叱られたこと。
叱られ方はいろいろありますが、共通しているのは、叱られて嬉しい人などいないということ、そして叱られるというのは実は有難いことだ、ということ。
どうして叱られるか、知っていますか?目にかけてくれているから叱られるのです。もうどうでもいいやと思っていたら叱られることもありません。この場合、愉快にやっているのは本人だけでしょう。気楽でいいね。
ベートーヴェンも叱られたんですよ。いろいろな人から。まずは父ですね。歌手&酔っ払いとして有名でした。しごき抜いたようだな。
それから貴族。当時はお金を貴族からもらっていましたから、貴族には歯向かってはいけない、と教え込まれたことでしょう。それでルートーヴィヒって、嫌な思いもたくさんしたと思うんだよね実際。かわいそうだよね(人ごと)。
そういった、叱られた経験を思い出しながら。ぽつねんと一人畑のあぜ道を歩くルートーヴィヒ姿が痛々しく、また愛おしい・・・(んなこたあ、ないか!)。
今日もブレンデルのディアベリを聞きましょう
クリックすれば第7変奏です。11分16秒ぐらいまで。