教室ってどうしてあんなにざわざわしているのでしょう。自分の、個人的な記憶をたどっていっても、静かな教室よりもやかましくてガチャガチャしている教室の方をより鮮明に思い出すようだ。
だが授業中は騒がしくしていていいわけがない。「静かにしなさい!」先生の叱責の声が聞こえてくるな。だが何度怒られたところで、生徒たちはへっちゃらなんですよ。若さ爆発ですから。
肩をすくめて一瞬だけ静かにするものの、すぐまたヒソヒソ話しだすもんですな。
ヨハン:「おおこわ、おおこわ、なあ、ジョージ、こわいよな。」
ジョージ:「あの先公、すぐ切れやがるからな」
ヨハン「まったくだ、やってらんないぜ。それはそうと1モルってなんだっけ?」
ジョージ「俺もわからん。それおいしいの?」
ヨハン「お前バカだな期末テスト、赤字確定だな」
ジョージ「だな」
マリア「・・・ヨハン・・素敵よ・・・ポッ・・。」
というわけで先生の怒りはマックスだ。静かに・・・せんか―!!!ドガアーーー!!!!!
だが、それでも懲りないのが生徒たちなのである。いや、生徒たちがざわざわするのは授業がちっとも面白く無いからかもしれませんよね、先生?(・・・・おおこわい)
ここではやや崩し気味ですがブレンデルの演奏を。
クリックすると第12変奏。46秒あたりまで。