ピアノをベースにした奇妙奇天烈な楽器を昨日、知りました。フォトプレーヤー。これはやばい。1920年代ぐらいにたくさん作られたようですが今や絶滅危惧種、博物館の中にあるような楽器ですね。世の中は知らないことだらけですね。
Fotoplayer(フォトプレイヤー)というこの楽器、もともとはサイレント映画に合わせるために作られたそうです。
説明すると長くなるので、見つけたNAVERまとめをご覧ください。このページを読めばだいたいのことをすぐに理解できます。
何がやばいかって、まあ映像をみないとわかりませんよね。YouTubeにいくつか動画がありますのでその独特の世界を体験。まずはこれ。
↑これ、説明のビデオです。説明しているのはジョー・リナウドJoe Rinaudoさん。アメリカ人です。英語ですけど、ボタンを押したりペダルを踏んだりしてどうやって音を出しているのか説明してくれているので、英語が出来なくても面白いのではないかと。ちなみにこのおじさんのサイトはこちらです。
http://www.rinaudosreproductions.com/
どうやらアンティーク照明のレプリカを作っている会社の社長さんらしい。
動画の中のジョーの説明によるとだいたい45,000台が作られたが51台しか現存しないと言っています。まじっすか。こんな奇妙な楽器が45,000も作られたのかよ!!なお、Joeのサイトには演奏可能な状態のフォトプレーヤーは12台しかないと書かれております。
このおじさん、まとめにはもしかすると世界で唯一のフォトプレーヤー演奏家なのではないかと思われます。ニッチだなあ。ぜひ演奏もお聞き下さい。
まずはマイルドな曲を・・・。
次はもっと陽気な曲を聴こうぜ。ああ忙しい忙しい。
・・・このおっちゃん、一体この楽器にどれぐらい時間を費やしているのか。けっこう楽しそうだな。
さあ全国の良い子もフォトプレイヤー奏者目指して頑張れ!!ちなみにピアノを弾けなくてもこの楽器の演奏は可能です。よく見れば分かる通り、いや、よく見なくてもわかるけど、鍵盤は自分では押さえないからね!!(鍵盤部分はピアノロールで演奏する)