クライバーン国際の出場者発表、おおっとあんな名前も。

いやー、発表されていますね。クライバーン国際の出場者が。予備審査員が世界中を回って(地獄のロード!)審査した結果が出たというわけですね。おおっとこんな名前が、と思える名前もあります。

ここに全員の名前、写真とプロフィールが出ていますのでご覧下さい:
http://www.cliburn.org/2017-competitors/

最年少は18歳、最年長は30歳。

公式サイトに出ていなかったのですが国別での集計は

ロシア6
韓国5
米国4
イタリア2
カナダ2
台湾1
香港1
日本1
アルジェリア/カナダ1
ドイツ1
クロアチア1
ポーランド1
オーストリア1
中国1
英国1
ルーマニア1

とまあ、かなりばらけている。悪い傾向じゃないですね。ダイバーシティ。ただしロシア、韓国は安定の大量通過。中国1っていうのは少ないようにも思えますがどうですかね。

個別に名前を見ていくと、キム・ダソルとかレイチェル・クドウとかチャイーゼとかファヴォリン、国際コンクールでよく見る名前もけっこうあります。チャイーゼ、ホーネンス獲ってても出るんですね。クライバーンは特別なのでしょうね。トニー・イーケ・ヤンは前回のショパン国際で5位の若くてちっちゃな男の子でした。当時16で、入賞者の中ではまだ弱いなと感じましたが、18になってどれだけ伸びたか。(ちなみにトニーが今回の最年少出場者)

ダニエル・シューって言う米国籍のアジア人、彼も19で若い。浜松国際3位でしたね。

日本で人気のホジャイノフの名前もあります。ホジャイノフの演奏ってコンクールにはあまり向かないのではないかと思うのですが(ミスノートや鳴り切らない音も多いし)、でも、挑戦するのですね。うむ、ぜひコンディションを完璧に整えて今度はいい結果を出してもらいたいもの。

とまあ、名前をみて、またいろいろ思いにふけってしまいました。

日本人で唯一参加を許されたのは深見まどかさんですね。ロン=ティボーで5位に入っている。日本人として特別な思いを持って応援したいと思います。ぜひ!