8月29日は「4分33秒」の初演の日なんですね。日本語のニュースでも話題として提供されていました。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20170829/Bunshun_3887.html
あまりにも有名になってしまったジョン・ケージの4分33秒ですが、ご存じない方もおられるでしょう。当然です。こちらとかに詳しく出ていますから読んでみてくださいね。
というわけで、4分33秒、お好きですか。私は、声高らかに宣言したい。嫌いだ!!これは断固として嫌いな曲です。そもそも実験音楽とかそういうのが好きではないので、必然的にこの曲もその範疇に入ります。
人は演奏者の技術とか音楽性とかがあって初めて感動したりするのであって、こういうのは意味がない、と思うんですよ。・・・・とか言ったらそれこそジョン・ケージとかケージの擁護者たちが喜んじゃうな、と思いつつ。はい。
4分33秒は実演の模様をYouTubeに上げている人もいますんで、暇で暇で死にそうだという方は一度ご覧下さい(もちろん何度でも)。
一応楽譜が出版されている。第1楽章から第3楽章まであって、全ての楽章でtacet(休み)と書かれています。ペータース版とかで手に入るんですが、買っちゃだめですよ!!ネタなんだから。あ、でもペータース版がケージ生誕100年記念エディションっての出してますね・・・。これまでに出版されたすべての版を含んでいるそうです。・・・あっ、ちょっと欲しいかも(明らかに前言と矛盾した発言)。
このブログを書いている間にYouTubeで二回もこの曲を聴いてしまった。なんていうか、こう、ため息がでちゃいますね。
おなじケージが作ったWater Walk、こっちも悲惨ですけどこれの方がまだ聴いて(見て?)いられるかな?やっぱ無理かな?