BBCプロムスが2019年に日本へ

今年もそろそろ終わりですし、ゆったりとした気分になって夜な夜なシャンパンを飲んでいるねもねも舎です。(問い:左の文章に一カ所だけ大きな間違いがあります。どこでしょうか。・・・答え:シャンパン)

ゆったりとした気分でいたところ、ガバッと起き上がらざるを得ない驚きのニュースを目にしました。なんと、BBCプロムスというイギリスの巨大な音楽祭が日本へ。2019年の秋に、もっと正確には10/30(水)~11/4(月・祝)に、東京と大阪で実施するそうです。どっひゃー!

冷静になるのに5秒ぐらいかかりました。

本家ロンドンの音楽祭は120年以上続いていて、毎年二ヶ月ぐらいやっていて、しかもメインの会場がロイヤル・アルバートホールという馬鹿でかいホールでして、平土間と言ってわかりますでしょうか、いわゆるひとつの舞台に一番近い正面の席は立ち見なんですよ。

日本での会場はBunkamuraとシンフォニーホールとありますしさすがに立ち見はないんでしょう。私はもう立ち見は無理だなあ多分。若い頃だってウィーンの楽友協会でウィーン・フィルを立ち見で聴いたときも、何ていうか普通に「あーしんどい」と思いましたもん。

PR Timesによれば、おととしはオーストラリアでも、去年はドバイでも開催したそうです。詳しい事はPR Timesを読んでね。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001067.000011710.html

もう公式なページも出来ていて、メールを登録してねと書いてありますので興味ある人は以下のページから登録してみて下さい。どんな内容になるのか、ピアニストでは誰が来るのか、ちょっぴり興味があります。

https://www.bbcproms.jp/

主催者は誰だろうと思ってみましたが実行委員会形式になっていましたのでどこの会社が関わっているのかはわからず。PR Timesにリリースを出しているのは株式会社ぴあ。

ロイヤル・アルバートホールはでかすぎるのでピアノ・リサイタルはあまりないのですが、有名なところでは去年とおととしにアンドラーシュ・シフが平均律を弾いたというのが結構話題というか、興味ぶかい内容だったと思います。

↓これです。シフの正面にいる人たちはみんな立ってるんだぜえ?あなたなら2時間バッハの平均律を立ち見で耐えられますか。私はたぶん・・・(略)。

音を聴いてなにか変だと思ったあなたはパーフェクト・ピッチ。微妙に高いんですよ。最近のテクノロジーはすごいですよね。音のスピードを変えずに、ピッチだけを高くしたり低くしたりすることが出来るんですよ。どうやらこの動画の場合、投稿者が意図的に高くしてる見たい。

探してみたらオリジナルピッチで全部が見られる動画もありました。

ほら、連続して聴くと気持ち悪いでしょう?・・・・それでは残りのシャンパンを飲みに戻りたいと思います(※シャンパンは間違い)。

ごきげんよう、また来週。よい週末をお過ごし下さい。