イゴール・レヴィット(イーゴリ・レーヴィトという表記もあり)というロシア生まれの、若いスターピアニストがいます(公式サイト→ http://www.igorlevit.com/)。この人も既に来日していますね。このレヴィットがリリースしたバッハの録音に使用されたのがベルリンのフンクハウスFunkhausという建物なのだそうですが、その画像をみてひっくり返りそうになりました。異様にかっこよかったからです(上の写真)。
なんだこれは!というわけで調べて見ましたが。公式サイトはこちら。
http://funkhausberlin.blogspot.jp/
きれいな写真が何枚もあって、ついつい何度もみてしまいました。おおー。何だかよくわかりませんが、感動しました。レヴィットのレコーディングに使用されたのはRecording Hall 1という一番大きな部屋ですね。それはこっち。何でしょう、中心に行くに従って低くなっていくその様子は前方後円墳をひっくり返したかのようです。
部屋と部屋の間には、音を吸収する(他の部屋に音・振動が伝わらないようにする)部屋もあり、まことにぜいたくな作りになっております。いっぺん行ってみたいな。でも普段は人は入れないようです。入りたかったらお金を払って録音してねということになるんでしょうね。幾らぐらいするのか、ちょっとだけ気になる。
ここのブログに詳しい解説があります。なるほど。もともと東ドイツのラジオ放送施設だったのが、東西ドイツ統一後には録音用のスタジオになったということだそうです。
http://surroundterakoya.blogspot.jp/2014/01/special.html
もしかすると録音関係者には有名な建物なのかもしれません。いやー、世の中には知らないことが一杯ありますね。
操作盤にも燃えます。レトロだぜ!
レヴィットが実際にピアノを弾いているトレイラー映像はこれ↓
2015年夏にリリースされたバッハのパルティータ全曲の録音ですね。
http://www.hmv.co.jp/news/article/1407080029/