みんな大好き、超人ゲルギエフ(好きなのは私だけ?)。
今週ゲルギーは日本にやってきます。明後日からミュンヘン・フィルの公演が始まります。ソリストは辻井伸行!これは絶対にチケット売れるでしょう、と思われる組み合わせです。なお、今日はソウル公演でした。同じプログラムで、ピアニストだけが違いました。今日のピアニストはクン・ウー・パイク。なるほど、ま、そうですよね。
しかし今日は、そんなことよりも(そんなことよりとか言って申し訳ありません)「来週のゲルギエフ」のコーナーの方が気になります。
どういうことか。
来週ゲルギエフは中国に行きます。そして北京で、12月3日、4日の二日間で「ラフマニノフ祭り」をやります。交響曲1番から3番までと、ピアノ協奏曲4曲とパガニーニの主題による狂詩曲、さらに交響的舞曲も。2番でやっちゃいます。
え?ええ?!・・・両日19:30開演。またとんでもないな。
これが1日めの公演の詳細で
http://www.chncpa.org/ens/ycgp/jmxx/2015-09-30/985097.shtml
こっちが2日めの詳細です
http://www.chncpa.org/ens/ycgp/jmxx/2015-09-30/985106.shtml
ではピアノを弾くのは誰でしょう。これがまたチャイコフスキー・コンクールの入賞者たちなのです。
第1番:ダニール・ハリトーノフ(3位)
第2番:ジョージ・リ(2位)
第3番:Sun Yingdi(この人はチャイコフスキー出身ではない)
第4番:リュカ・デュバルグ(4位)
パガニーニ:ダニール・ハリトーノフ
1位のマスレエフが出ていなかったりSun Yingdi(なんて読むのでしょう。スン・インディ?中国の方のようです。2005年のフランツ・リスト国際コンクールの優勝者ですね。)という人がなぜか出演していたり。まあこういったことにも、地元のプロモーターの意思が働いているのかな?とも思います。そうです、ゲルギエフは可能な限り、フレキシブルに対応いたします!(本当か)
あと、ご注意下さい、お祭りといっても、オケはツアー中のミュンヘン・フィルではありません。ここはもちろん、マリインスキー管っすよ。ゲルギーの無茶についてきてくれるのは、マリインスキーだけ。