起きたらまずは新聞の訃報欄を読む、そこに自分の名前がないのを確認して、自分はまだ生きているんだな、と思う。と言ったのは確かホロヴィッツ。だったと思う。間違っていたらすいません。
イェフィム・ブロンフマンの母親が亡くなったそうです。そういう情報がノーマン・レブレヒトのブログに出ていたのでリンク先へ行ってみましたところ、そこはなんと、ニューヨーク・タイムズ紙のサイトでした。以下リンク。
http://www.legacy.com/obituaries/nytimes/obituary.aspx?n=polina-bronfman&pid=186616231
ニューヨーク・タイムズ紙は、著名人だけでなく著名人の家族の死も報ずるのか!とびっくりしてよく読めば、有料の、オンライン版限定の(=読者がお金を払って掲載する、紙の新聞には印刷されない)お悔やみ欄でした。上のURLちゃんと見ればwww.legacy.comってニューヨーク・タイムズのアドレスじゃないし。どうやらlegacy.comはお悔やみを新聞に載せる専門の会社のようです。
なるほど。ブロンフマン家が発信しているんだね。確かにこれは便利。あの人には知らせて、あの人には知らせなくてもいいか、うーん、どうする。とかそういう悩みも不要。
文章は500単語まで、写真1枚まで、一回あたり79ドル、簡単です。と書いてあってなんだか不思議な気持ちになりましたがそれは私が日本人だからでしょうか。アメリカの文化では普通の事なんでしょうか。隣にはしっかりと、「お花を贈る」ボタンもついている。クリックするとお花が買えて送れるようになっている。さすがだ・・・。
この訃報からわかったのですが、イェフィム・ブロンフマンのお母様はピアノ教師だったということです。イェフィム・ブロンフマンもきっと最初はお母さんにピアノをならったんでしょうね。これからも素晴らしい演奏を聴かせ続けて欲しいです。ブロンフマンとスターンのCDは学生の頃何回も聴いた。