イギリスグラモフォン誌のアーティストオブザイヤー、読者投票が始まっていました。
グラモフォン誌と、ドイツグラモフォンという会社、ちょっと混同することがあるかもしれませんが、全く別の会社です。なので、ドイツグラモフォンと関係のある人ばかりが取り上げられる、というわけでは全くありません。
もちろんドイツグラモフォンに録音している人も含まれます。
というわけで今年のノミネート。ピアニストの名前は3名でした。さあ、名前を見て驚け!
ジャン=エフラム・バヴゼ
イモジェン・クーパー
ラルス・フォークト
・・・えっ?て思うでしょう?私もえっ?て思いました。ちょっと不思議ですよね。どういう基準で選んだらこの三名になるのか。(なお、チェンバロ奏者のマハン・エスファハニも入っていますが、彼はこの人達と比べて世の中的にはライジングスター的な扱い、かな?)
いやもちろん3人とも実力派ですし、どの人もここに名前があってもおかしくない、いや、むしろ説得力がありますが、この3人が並ぶというのもなかなか興味深い。こう言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、どの人もあまりど派手に露出しまくっている感じでもない。どちらかというと日本ではあまり人気がない、渋めの演奏家たち、でしょうかね。
日本の音楽界と欧州の音楽界の状況はときとして驚くほど違う、という事をわからせてくれる人選、といえるかもしれませんね!!関心を持った方はぜひ投票にご参加ください。締切は9月13日まで。あなたなら誰に投票する?私ならば・・・(秘密)。
https://www.gramophone.co.uk/classical-music-news/vote-for-the-gramophone-artist-of-the-year-2017