Víkingur Ólafsson ヴィキングル・オラフソンがドイツ・グラモフォンと契約

若きピアニスト、Víkingur Ólafsson ヴィキングル・オラフソン(Forvoで読んでもらいましたところこんな感じの発音でした)、まだ日本では全然知られていない名前ですが、ドイツ・グラモフォンとサインをしたそうで新しい録音が来年1月にリリースされるそうです。フィリップ・グラスの作品集だそうですが。トレイラーはここに。

本人公式サイトはここに
https://vikingurolafsson.com/

アイスランド人なんですよ。アイスランド人のクラシック音楽ピアニストって、誰がいるのでしょう?そもそもアイスランドって寒い国、火山の国、ぐらいのイメージしかないですよね。アイスランド語、想像もつかない。

それにしてもドイツ、フランス、イタリアなどの国からピアニストはうまれにくくなっているのでしょうか。それともむしろ周辺の国々からの出現が目立っている、だけなのでしょうか。

不思議ですね。

演奏家たちからもオラフソンの名前はぽつぽつと聞くようになってきました。話を聞くと、みな素晴らしいピアニストだ、といいます。調べましたところ既にハリソン・パロットという大手の音楽事務所に所属している。アイスランドの首都レイキャビクで自分の音楽祭を持っている。

うん、なかなか活躍していますね。

そのオラフソンのサイトにはブログがあるんですが、その最新の投稿が、「ドイツ・グラモフォンの、自分にとって重要な6つの録音」というものでした。それは何か?このサイトの読者の皆様も、いろいろとドイツ・グラモフォンの録音をお聴きになってこられた事でしょうが、以下のリストに何か感じることがありますでしょうか。共感しますかしませんか?私としてはそうですね・・・この中ではアルゲリッチのデビュー・レコーディングを一押ししたい。

Mozart and Weber Clarinet Quintets Hagen Quartet and Eduard Brunner
Brahms Piano Concertos Emil Gilels, Eugen Jochum Berliner Philharmoniker
Beethoven 9 Symphonies Von Karajan – Berliner Philharmoniker
Martha Argerich – Debut Recital
Stravinsky, Prokofiev,Webern, Boulez Maurizio Pollini
Debussy Images 1 and 2 Arturo Benedetti Michelangeli

なかなか難しいですよね。グラモフォンには古くからの超名盤がずらっと並んでいますからね。