今年はエミール・ギレリスの生誕百年

今年はソ連の鋼鉄のピアニスト、エミール・ギレリスの生誕百年と言うことで、各地で盛り上がっていたりいなかったりしますけれど、ギレリス財団って言うのがあるんですね、どうやらドイツに。知りませんでした。

http://festival.emilgilelsfoundation.net/

この人たちが一体どういう活動をしているのかは、よくわからないのですが、ドイツのフライブルクを拠点にして音楽祭をやっているみたいです。フライブルクの音楽大学。芸術大学、ですかね、そこを拠点にしているように思われる。今年で3年目だそうですからまだ若い音楽祭ですね。

それで、今年100年を記念して3月にコンサートもやったみたいなんですが出演者がやたら豪華だったんでびっくりしました。学校のホールでコンサートをするみたいなんですが、そのホールがですよ、あまり、その、こう、ええと、きれいじゃなくて、どちらかと言うと小学校の講堂みたいな、、、感じの雰囲気なのですよ。

なるほど・・・。ふむ。

いいですか、では出演者、一人ずつ行きますよ、、、。ロバート・レヴィン!・・ん、、、まあそこまですごくいレアキャラでもないかな(失礼)。

じゃあ次、ジョージ・リー。ほお。ま、でもそこまでやばい名前ではないですね。

その次、キーシン。はああああああ。すごいな、キーシン呼んじゃうのか!

とここで驚くのがまだ早かった、最後。ソコロフ!ぐっはー!ソコロフはヨーロッパでは本当に定期的に演奏会をしていて、ソコロフ目当てでおっかけをやってる人もいるぐらいなのですが、大学の講堂みたいな(すいません)ところでも演奏するのか!と驚愕。しかもチケット代は最高で75ユーロですから1万円しない。安い!!

誰がどんなに頑張ってもソコロフは日本には来ませんが、ヨーロッパなら、そんなすごい第一級のホールでなくても聴けるんだよなあ。くやしいやら残念な心持ちになるやら。

・・・おや、ギレリスの話ではなくなってしまった。