どこそこの音大はいい、とか、あそこはいまいちだ、とかそういう議論があります。
客観的に音大や芸大のレベルを測る方法っていうのがあるんでしょうか。芸術に点数をつけるのはなかなか難しいだけにどうとかこうとかは言い難いですよね。
しかしそれをやっているところがあるらしいです。しかも複数の会社がやっている。知りませんでした。「世界大学ランキング」というらしいです。Wikipediaに日本語ページもあります。
イギリスのクアクアレリ・シモンズ社が毎年発表するらしい大学ランキングの一部門としてパフォーミングアーツがあるそうです。パフォーミングアーツというからには音楽だけではなくて、演劇やおそらくダンスも含まれているんでしょうかね。
今年(2016年)のランキングを見ますと、第1位を獲得したのはジュリアード音楽院。2位はウィーン国立音楽大学。第3位はロンドンの英国王立音楽大学。
ランキングがつけられているのは50番目までですが、残念ながらそこに日本の学校の名前はありません。
日本の学校を調べているのかどうかという点がまずわからないんですが、でも日本の学校で学びながら、あるいは学んだ後、すぐに世界的に活躍する人はほぼいませんから、そういう意味ではちょっと弱いのかもしれませんね。
ピアノで言えば辻井伸行さんは例外的な存在ですね。海外で学んだ経験を持っていませんがヴァン・クライバーン国際で優勝している。その意味ではこのランキングに上野学園大学が入ってくる可能性はないのかな?とかも思いましたがどうなんでしょうね。
日本の音楽大学ももっと頑張って欲しいです。まずはこのランキングに載るようになることを目指すというのはどうでしょう。