世界でもっとも信頼されているピアノ・メーカー、それがスタインウェイ&サンズ。ヤマハが好き、とか、ベーゼンドルファーが好き、とかやっぱりカワイが、とかそういう例外はもちろんありますが、今のところコンサートグランドピアノの王者はスタインウェイです。揺らいでいるようにも見えますが、揺らいでいないようにも思います。
どっちかというと、さほど揺らいでいない・・・かな?
コンサートホールにおいてあるピアノのほとんどがスタインウェイ。もちろんヤマハなどもがんばっていますが、ホール所有の複数台のピアノのうち1台がヤマハであればいいほうで、コンサートグランド全てがヤマハ、という所は、いわゆるメジャーなコンサートホールではいまのところないはず。
うちのピアノは全部ベーゼンドルファーです、というところは世界を探してもまずないはずです。
で、スタインウェイのピアノ、どうやって作っているのかという簡単でシャレオツな動画があるので、どうぞご覧ください。ジョン・スタインウェイのオリジナルナレーション付き(オリジナルって何なのでしょう。昔作ったフィルムに新しい動画をかぶせている、とかそういうことですよね、きっと)。動画の長さは大体8分半です。
へえーこうやって作るのか、と感心することしきりです。個人的には「側板」って言うところ、ピアノの外側の外壁?みたいなところですね、ぐにゃーとまがっているやつです。あれを曲げるのはたった24時間で完了するというところに一番ぐっと来ました。
実際には、木の乾燥に数ヶ月かけるその長さも含めて、完成までには1年ぐらいかかるんだそうですよ。