ハーフっていうのは特権だと思います。日本の芸能界にもハーフタレントと呼ばれる人たちがたくさんいますけど、不思議にハーフの多くは綺麗な顔立ちをしています。
ピアニストにも、ハーフの美女やイケメンがいます。
もちろん、ビジュアル要素は有利です。人はきれいなものが好きだからです。ゴミ屋敷に住んでいる人だって、本当のところ綺麗なものが好きだという人が多いんじゃないかな。
ただし、ここから注意が必要ですけれども、ただイケメン、美女、それだけではだめなのです。彼らはスタート地点として有利ですが、本当に優れた演奏家は、たゆまぬ努力を続けています。じわじわと、頂点を目指して登って行きます。ふるい落とされていった人たちがいなくなって、ついに世界の頂点に立つわけです。なので、最初は良くてもやがてふるい落とされる危険性も充分ある。
ピアノとは厳しい世界なのです。まあそれはどの世界でも同じですがね。
Louis Schwizgebel
http://louisschwizgebelpiano.com/
ルイ・シュヴィッツゲーベルはスイス人です。スイス人と中国人のハーフ。なので、名前はガッチリとした欧州風ですが、顔立ちはエキゾチック。これをイケメンと呼ばずしてなんと呼ぶか。さあ、上のURLをクリックしてその尊顔を拝せよ!
先日アメリカでジョージ・リーとおなじ公演でピアノを弾いたようでツーショット写真がFacebookで出ていましたが、ジョージよりもずっと背が高くすらっとしていて、見た目での吸引力はルイ・シュヴィッツゲーベルの方が高いかもしれない。誤解のないように急いで付け加えますが、ジョージ・リーはものすごい才能があるということで10代の頃から有名な中国系アメリカ人ピアニスト。チャイコフスキー国際コンクールで2位に入っているすごい才能です。
With George Li after Beethoven. #albanysymphony #Beethoven
シュヴィッツゲーベルって名前の響きも格好いいですね。演奏は細身の身体にふさわしく線が細くて味は薄め?ですけれど、スマートな印象を受けます。これから出てくるか?コロンビア・アーティストという大手の事務所に所属していますし、チャンスはあります。下の映像はBBCプロムスでの映像。